
桐生絹せっけん工房(KIRYU SILK SOAP FACTORY)は
染色工場の株式会社アートが手がけるブランド。
群馬県産のシルクプロテインを贅沢に使用し、
肌を想った商品を展開しています。
今回は桐生絹せっけん工房(KIRYU SILK SOAP FACTORY)の
「なま絹手練りせっけん」をご紹介いたします。
製糸工場ではたらく女性の手が美しいのは、
絹(シルク)にふれていたから

製糸工場ではたらく女性の手が美しいのは、
絹(シルク)にふれていたからといわれるように、
シルクとお肌には古くからの関わりがありました。

そもそもシルクとは蚕の繭を紡いだものであり、
元々は蚕が羽化する際に自分を外的から守るための
保護具となっていました。
その保護具があまりにも美しかったため、
古から人はシルクを宝石のように扱い
最高級の服飾品等に使ってきた歴史があります。
シルクは18種類ものアミノ酸が結合した天然繊維で、
主成分は人の皮膚と同じタンパク質なので、
皮膚への刺激がとても少なく、
肌との親和性に優れています。
シルクの主な特徴として以下のことがあげられます。
・肌への刺激がとても少ない
・高い保湿効果
・優れた吸湿性と通気性
そんな肌にたくさんのメリットをもたらすシルクを 日々の手洗いや洗顔に使える方法はないかと考え、
たどり着いたのが「石鹸」でした。
しかしながら、石鹸で洗うということは、
汚れを落とすのと同時に必要な油脂も削いでしまい、
乾燥の原因にもなりかねません。
そこで、シルクからたんぱく質を抽出した
シルクプロテインを溶け込ませておけば
シルクの保湿力で肌を守ることができるのではないか
という発想で生まれたのが「なま絹手練りせっけん」でした。

石鹸としての機能はもちろんのこと、
シルクプロテインの成分を
壊しては意味をなさないので、
不必要な熱処理を行わない「コールドプロセス」
という製法で石鹸を製造。
鹸化(油脂とアルカリの反応)の過程で、
熱処理を行わず時間を掛け自然に熟成させることで、
油脂の劣化、シルクプロテインの熱劣化を
防ぐことができるのです。
シルクの優しさを手軽に…と考えた結果、
辿り着いた製法は手作りで人にも
環境にも優しい石鹸となりました。
ずっと触っていたくなるきめ細かい泡

ふわふわ、もこもことした泡は
ずっと触っていたくなるよう。
泡立てネットを使用してさらにきめ細かい泡にもなります。
保湿力も高いので、長時間のマスク着用による肌荒れや、
エアコンなどによる肌の乾燥などにも効果的です。
植物オイルを群馬県産のシルク(保湿成分)で練りあげるため、
お肌がつっぱらず、うるおいを残したまま洗いあげ、
しっとりとした使用感を感じられます。
また、抗ウィルス効果 99.99% 不活化の試験結果も出ていることから
毎日の使用で感染症対策にもつながります。
*不活化=ウィルスなどが感染力を失うこと
万が一口に入ってしまっても大丈夫

食品として扱われる素材を原料に
シルクプロテインを混ぜ込んでカタチにしているので、
防腐剤や保存料を一切添加していないのも
毎日使いたくなるポイント。
万が一口に入ってしまっても安全なので
日々の生活で特に気を付けたい小さなお子さまも
安心してお使いいただけます。
無添加なので肌が弱い方はもちろん、
赤ちゃんのやわらかなお肌にもお使いいただけます。
そのため、手はもちろん、顔、身体、髪の毛も洗えて、
刻んで粉石けんとしてお洗濯にも使えます。
4種類の中から自分にあったものを

シルクプロテインを贅沢に使っている石鹸をベースに、
希少なぐんま黄金(金繭)のシルクプロテインや、
群馬県桐生市産のはちみつや桑茶をフレーバーとして
天然のエッセンスを楽しめるようご用意しています。
プレーン
群馬県産のシルクプロテインを贅沢に使用している
シンプルでベーシックな石鹸です。
桐生絹せっけん工房を代表する石鹸で、
天然シルクの優しさを肌で感じられます。
繭が持っている保湿力、肌への刺激から守るチカラを
壊さずにそのまま閉じ込め、練り上げた一品です。
成分
・オリーブオイル
・パームオイル
・ココナッツオイル
・群馬県産シルクプロテイン (加水分解シルク:セリシン)
・苛性ソーダ
きんまゆ
ベースとなるプレーンに使用されている